先日、赤ちゃんとの遊び方のコツについて記事にしました。
今日は、子どもの遊びについて保育士の時に経験したことを元にお伝えしたいと思います。
ねんね期~の赤ちゃんの遊びは、大人がそばにいて、声をかけて遊ぶのが基本になると思います。
一方で、月齢があがってくると、一人でハイハイして色々なところへ行ってみたり、 興味を持ったものを触ってみたりする行動が増えてくると思います。(「探索」といいます。)
また、さらに月齢が上がると、型落としなどで一人で黙々と遊ぶ姿もでてくるでしょう。
その時に、「集中して遊んでるから、今のうちに・・・」 と、その場を離れてしまったり、スマホ等を見ていると・・・ 子どもの遊びの大事なポイントを逃してしまうんです!!
一見、ひとりで遊んでいるようでも、子どもは大人の存在を感じています。
例えば、型落としがうまく入った瞬間にぱっとママの方を見てくるのです。
そして、「出来たよ!!」と表情や視線で伝えようとしてきます。
その時に、ちゃんとママ(大人)と目が合い、 ママ(大人)が『見てたよ。出来たね、嬉しいね』と声や視線で共感してあげることで、 子どもは安心し、満足します。
そうして、再び遊びへ向かっていきます。 このやり取りを繰り返し経験することで、大人への安心感と信頼感が育って、 「もっとやりたい」という意欲が増し、自分で遊べる子へ育っていきます。
※「自分で遊ぶ」とは、単に「ひとりで遊べる」ということではなく、 「(大人が常に相手をしたり、玩具を選んであげたりしなくても) 好きな遊びを自分で見つけて、意欲を持って遊べる」ということです。
「好きなことを自分で見つけて、意欲を持って取り組む」 幼児期の遊びだけでなく、 小学生、中学生・・・大人になってからも楽しく生きていくために必要なちからですよね。
『遊ぶこと』って、 単純なようで、 奥が深いです。 そして、子どもの成長発達にとってとても重要です。
レッスンでは元保育士&おもちゃインストラクターの講師が、 親子の楽しい時間をつくり、 子どもの心を育てる遊び方についてもお話しています♪」